2009/10/02

北の大地で牛まみれ

家族が北海道の家にて避暑をしていた先日、僕も取材を兼ねて数日いってきました。向かったのは、北海道で地震があった際にTVにでてくることもある「弟子屈」という街から10kmほど離れた所。この町の人々と僕の家族とは、20年以上も前からの付き合いで、中学の頃に遊びにいった時には「修行しろ!」と雪深く積もる冬山に鹿狩りに連れていかれ、遭難しそうになった経験もある。

先に現地入りし何時頃来るか?などと気にしてくれている妻や花奈をよそに、釧路空港についてからまずは釧路駅に向かう。めざすは、和商市場。観光名所だし、釧路についたらとりあえず和商というのは昔から
楽しみである。好きな量の白米がはいった丼を購入したら、市場内に並ぶ魚屋で好きなネタを買って自分オリジナルの海鮮丼をつくる。一つ一つのネタは100円とか200円とかだけど、実際盛りつけてみると「安くない!」のである。でも、おばちゃんとの会話+選ぶ楽しみ料として思えば、いいかな。人気があった一昔前はもっと高かった気がする。。。ホッケやサンマそしてメンメ(金目鯛)などは時期もので安くてうまかったというのが感想。イカもね。

釧路駅から弟子屈までは1時間半の単線の旅。途中に通る「釧路湿原」は見所だが、ただただ通過するだけだとそんなに興奮は無いかもしれない。といいつつ、何度も乗っているけど旅先でコトコト電車で移動するのは車中での人々との会話も含めて楽しみの一つだから、密かに大興奮。車窓から見える空と大地の組み合わせは、日本なのか?と思わせるほどワンダフォー。みて!この空。
線路はつづくーよー、どーこまーでーもー。がぴったりはまる風景でした。

そして、弟子屈の街にある「摩周」駅の一つ手前の駅がこちら。次はー、「南弟子屈」「みなみーてしかがー」。見知らぬ男女が偶然にもこの中で電車をまっていて、会話がはずんで、恋が始まってもいいようなプレハブね。どこからきたんですか? ワタシデスカー?ネバダカラデス! みたいな。


 釧路空港から車で弟子屈(摩周)までは約1時間である。朝9時過ぎに東京を発てば、お昼過ぎには到着するだろう。しかし、この日僕がとった行動 釧路空港ー釧路駅ー摩周 は、電車の本数も少ないこともあって(2時間に一本)、到着したのは15時半である。時間がもったいないと思う人もいるだろうが、このあいている時間が「旅」を演出してくれているのではないかと僕は思う。

東京での生活のように携帯の乗換え案内で最短の方法を探し、急ぐ毎日から、「どんなに急いだって目的にいく電車は2時間後だよ!」と時刻表をだされ、 何もなさそうな駅前にポツンとたたずむ時、頭の中で「生き急ぐなかれ!いそがば回れというじゃありませんか。さあ、旅のはじまり、はじまりー カンカンカン」と拍子木がなる。そんな感じ。

この街のとあるところに絶対に温泉ガイドにのらない、世界で10人もしらないすごい温泉がある。湯治場ともいえるこの場所こそが、「北海道といえば道東!というよりも弟子屈最高!」と僕が思う所以である。朝・晩入れば、お肌ツルツル 洗顔もシャンプーもいりません。夜はお空にミルキーウェイ。流れ星はガンガン流れ、人工衛星も肉眼で見る事ができ、時には鹿や狐がすぐそばにいたりします。同じ空なのに、東京とここではずいぶん違う。あちらで見えない物が、こちらでは見える。改めて、「今、目で見えている物がすべてとは限らない」と思う。



ふと、旅にいく動機を考えてみた。僕の場合、初めておとずれる場所なら、1.観光名所 2.新たな経験 3.食べ物 といったものが、動機づけになるだろう。でも、じゃあもう一度足を運ぶかどうかという際には最も重要なのは「人」となる。○○に会いたい!という気持ち。それがないと、リピートするよりは新たな場所へ足を運ぶことへの興味の方が強いのである。ただ不思議なことに、最初の段階で「人」が出てこないのも面白い。そこには、新たな旅でどのような新たな出会いがあるか?という興味があるだけ。

皆がみな同じ考えではないことは百も承知の介だけど、やっぱり旅先で出会った「人」がその「旅」にもそして次の「旅」にも大きく影響することは確かだ。そう考えれば、これは非常に私的な意見だが、これから日本にくる人にとって日本人の誰か?いや日本人みんなが観光大国日本には重要な要素なのだと思う。人を魅了するのはハードよりもソフトだ!と自分の心に刻んで今日は寝てしまおう。

最後に、牛のゲップは環境に悪いけど、牛のフンなどは赤ちゃんの免疫力にいい!という話をうけて牛舎でのスペシャルショットを。

児玉務 今日も絶好調!

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