2008/02/29

京都の旅 with ターニャ

スペイン人の友人を通して紹介を受けたスペイン生まれドイツ育ちのターニャさん。彼女は、日本の文化が大好きで日本語を学ぶために去年の夏から半年間、大学を休学して東京にきています。今回の京都・奈良の旅は、日本人と外国の人が旅をして何を感じるかのギャップをしりながら、ふらりとあちらコチラを見る事が目的です。これは今僕がアドバイザーとしても参加させてもらっている日本の良い所を紹介する英語サイト「Japan Hopper」の企画の1つとして行ってきました。

京都で与えられた時間は、21日の午後と22日の午前中のみ。この短時間で初めての京都をどのように楽しんでもらうかを一所懸命考えました。あれだけ見所のある町だけに、テーマが大事だということで今回僕が決めたタイトルは「三門と世界遺産」。正直タイトル通り、僕が見たいという思いの方が強いかもしれませんが。

ということで、まずは新幹線へ。やはり”旅のはじまりは駅弁”ですよね? 朝8時前の新幹線で日常でこんなにガッツリ食べないだろうというくらい「東京弁当」をがっつきました。この弁当は高いですが、内容は割と凝っているので楽しい感じです。駅弁のおすすめがあったら教えてください。


外国の方々は歴史的な町並みを期待して京都に足を運ぶ人も多いのですが、あの京都駅のロボットみたいな大きさにかなり萎えるようです。京都駅は絶対ロボットに変形しますよ。さて、時間も余り無いのでこの日は東山エリアをせめてみました。まずはジャブ程度に世界遺産「慈照寺」へ。そう、銀閣寺ですね。現在改修中でした。小技の聞いた「苔」の展示は笑えます。そこから「哲学の道」を30分歩いて京都五山の頂点にたつ臨済宗南禅寺派の総本山「南禅寺」へ。ここに三門の一つがあります。かなり力強さを感じる門。疎水が行われた水道橋も忘れずにみました。

(途中狛ねずみで有名な大豊神社に寄って)そこから浄土宗総本山「知恩院」へ歩いて行くと、三門の二つ目が出迎えてくれます。この門は南禅寺の門とちがって華やかな感じです。かつて着物を着た祖母と急な階段をのぼった思い出のある場所で、自分自身も浄土宗だけに思いが強い場所ですね。ここには「知恩院7不思議」なるものがあるとか。へぇー。歩き疲れて途方に暮れていると、時間は16:00前。寺巡りでついつい忘れがちなのが時間で、神社仏閣は多くが16:30〜17:00には閉まる事をふと思い出し、いそいで南下。ターニャと二人、参道でスナックを食べ、八つ橋を片っ端からつまみ食いをしてお腹を膨らまし、いざ清水寺へ。

出張では度々きていても、実に10年ぶりの京都観光。変わらない町並みだとおもっていたら大間違いで、清水寺の参道にあるお店は随分変わっていました。また、参道の人々は僕とターニャの組み合わせがとても気になるようです。16*cmの僕と175cmのターニャ。英語で説明しているかと思えば、日本語で質問してきて、スペイン語で回答する。ここに和服の妻が加わったら、僕は捕らえられた宇宙人にみられるでしょう。

ターニャとのやりとりで気づく事は、今いる寺がどこの宗教の総本山だとかいうよりも、この寺が何のためにこの場所に存在しているのかが気になるようです。近所の稲荷神社やお寺や神社などは生まれる前から常にそこにあって、歴史的背景は分かっていても、何故そこに建てたのかという所までは多くの人が知らないでしょう。というよりも当然そこにあるものという意識が強く疑問すら持たないかもしれません。異国の人と旅をする事による再発見の旅はまだまだ続きます。明日は最後の門のある仁和寺へいきます。

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