2006/04/11

一瞬を愛する日本人

互いの価値観を共有はできても強要はできません。表現が正しいかわかりませんが、物事に対する僕の価値観はあくまでも僕のものであって他の人がどのように思うかは又別のものであるように思えます。だからこれからのことは戯言と思って聞いてやってください。共感できても、出来なくても、これこそが自分の考え方を表現できる「BLOGを発信する」という事の価値なのだと思います。

僕はこれまであちらこちらを旅し日本を外から見るという機会を幸運にも頂き、なんでだかいつも「日本人の流行り物好き」に関して謎かけをしてきました。なぜ日本ではブームが物凄いスピードで沸き起こりものすごいスピードで去っていくのか?これをビジネス的に見たり又アカデミックに論理的に考えた事も結構あります。「マーケティング方法でどうにでもなる」「島国だから」「ブームとはそういうもんだ」と論理的意見を並べても上手に理解できないのです。

しかし、先日、ある晴れた日に桜を見て「あっ!」と思った事があります。
ある人がこう言っていたような。多くの人が聞いた事があるかと思いますが、火薬が発明された後、欧州人は武器を思いついたが、日本人は其れを使って花火という一瞬の芸術を思いついたと。この一瞬の芸術に心を躍らせるのが我々日本人の遺伝子の中にあるとすれば、春の の花  などはまさに其れですよね? そう考えた時、短期的な流行が連鎖的に沸き起こって廃れていくという他国に一歩抜きに出たこの日本の流行のリズムというものも、我々のそういった遺伝子からきているのだろうと考えて、勝手に納得しているのです。

ここで話は少し飛びますが今「国家の品格」という本を読んでいます。冒頭の筆者の欧州、米国に対する意見に賛同してしまい物凄いSpeedで読み終えようとしています。ちょうど今日書いたような事を思っていた矢先のこの本なので結構興味深く読んでおり、Keywordの「情緒」という言葉に素晴らしいなぁとただただ思うばかりであります。 ここでもう一つ、以前「聞けわだつみの声」を読みました。第二次世界大戦で国のために戦場に赴き命を落とした人々の生前の手記を集めた本ですが、ここから多くの人が多くのことを知りうる事ができると考えます。

追記)花火の発明家は誰か?という問いを結構ネットで見かけます。イタリアだ中国だといろいろありますが、線香花火を発明したのは間違いなく日本人です。あの夏の夜の寂しげなでもけなげで暖かい雰囲気これこそ日本という感じがします。

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

A→B→C。よって、A→C。
でも、Aがぶれたら全てが揺らいじゃうのが論理の限界。
AがAであるのは理屈じゃない。AはAなんだ。
今の世の中、そんなコンセンサスがないのでしょう。
~以上、「国家の品格」の所感でした。

KODAMAN さんのコメント...
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KODAMAN さんのコメント...

あの本を更に読み進めたら、僕が書いた事と似た事が書いてありビックリ。面白い本情報お待ちしております。

アニーカ さんのコメント...

日本の文化のひとつとして、四季を通して色とりどりの美を楽しむ風習がありますね。着物にしても、食べ物にしても四季にあった素材、デザイン、お味などがあるように。これは四季をかんじられる時代に生きてきた人達の娯楽のひとつであったのでしょう。

自然に生きることが難しくなってきた今日この頃ではあります。現在のファッションの流行などを楽しむということも現代人の娯楽のひとつではあると思いますが、これを日本の文化と結びつけるには少し難しい気がいたします。

KODAMAN さんのコメント...

アニーカさん コメントありがとうございます。僕のアイディアは強引につなげているかもしれませんね。しかし、熱しやすく覚めやすいですね。

アニーカ さんのコメント...

日本人のお洒落にかける時間やお金を見ると不況不況だといいながらも、経済的な豊かさを感じますね。私は現在カルフォルニアニ住んでいます、6月には3年半ぶりの日本帰国です。かなり浦島花子気分ですが、東京の街の変化や人並みにの変化。きっと、新しいものに刺激されて帰ってくる事でしょう。楽しみで仕方がありません。